2020.10.31風炉先屏風『EDEN』
上田バロン x 表具師松岡健一氏
初のコラボレーション作品、風炉先屏風『EDEN』が完成しました!
黒い艶の漆の枠が仕上げにしつらえてあり、会場でこの金地の作品が堂々と展示されています。
今作品の主人公は、機械の体を持つEVA。かつての人類よりも遥かに高度に発展した文明社会から、生命に憧れ旅をしてきたAIロボットです。旅の後半、光で満ち溢れる楽園(?)を目の当たりにする光景を金箔に描き出しました。
長生庵の老朽化による雨漏りの修復のため、来年に延期になってしまった茶室プロデュースをする『九x9』では、さらに掛け軸、襖絵の作品を制作予定です。今回の屏風はEVAストーリーの断片をティザーとしてお楽しみいただけます。是非会場でごらんください!
金地の和紙はカドカワ株式会社様から。
精度の高い美しい特殊プリントはRolandDG株式会社様のご協力をいただきました。
風炉先屏風『EDEN』が展示されている『表具内装工芸展』は、大阪芸術大学スカイキャンパスあべのハルカス24Fにて開催中です。
開催期間:2020年11月3日〜11月15日(11月9には休館日)
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第66回表具内装工芸展