2017.08.25上田バロンが海外アワード初受賞

上田バロンが「Kissho Maiko Lotus Pond Water Statue(Golden Maiko)」で海外アワード初受賞しました!
韓国COEXオーディトリアムでK-Design Award 2017の受賞式が執り行われました。
今回の受賞は、クライアントであるPABLOの強力な商品ブランドに加え、SUPER MANIACの素晴らしい空間設計があっての選出だったと思います。
関係者の皆様ご協力頂いた皆様ありがとうございました!!

2016年/吉祥舞妓蓮華池水立像図
2215x945mm
洋金箔和紙、UVプリント、シルクプリント、金箔、アクリル顔料
IMG_7001
パブロ京都八坂神社前店

観光地京都ならではの特別な舞妓をテーマに制作。
京都八坂神社近辺に祇園があり、PABLO京都一号店にふさわしく舞妓をテーマにした作品を制作。
舞妓の発祥は300年前の江戸時代に八坂神社周辺の神社仏閣へ参拝する人などにお茶をふるまった水茶屋の茶立て女にさかのぼる。
美しく可愛いらしいその姿の向こうには、厳格なしきたりの中で修行し日々を送る。
それだけに舞妓の慣習を理解し、パブロだけの特別なアレンジが加えられた八舞楼(パブロ)のお抱えの舞妓1年生の初々しい舞妓を描くに至る。
単なる舞妓の美人画ではなく、PABLOの繁栄や幸運を願って、手の動きや小道具、着物柄、に吉祥を感じる難しいテーマを組み込んで描きあげました。吉祥とは繁栄や幸運を意味する。
着物は黄金の池に続くように上部は空を描き、雲間を抜け群鶴が流水柄の上を飛ぶ。流水の先には睡蓮の咲く池が広がる。池には黄金の鯉が泳ぎ、黄金に輝く睡蓮の葉の上に可愛いカエルを。随所に金を使い紗綾型文様をあしらった他にない豪華な着物。6mにも及ぶ長いだらりの帯にはパブロのロゴや幾何学を盛り込んだ金と黒の帯。七色の帯紐には豪華な宝石と金仕立てのロゴをあしらったぼっちり。自毛で整えた割れしのぶに豪華な花かんざしには蝶が舞う白と黄の花畑にとろけるチーズタルトを。掲げた手には金の蓮華の台座にミニチーズタルトを。この独特の舞妓のポーズは如意宝珠を手に掲げる女神吉祥天をオマージュしたもの。

クライアント:ドロキア・オラシイタ
空間設計:スーパーマニアック
プリント技術協力:ローランドDG
プリント:グラフィック
コーディネート&製版:天勇
美術表具:西山千稔堂
金箔:村田商店
和紙:からかみ屋
着物・舞妓監修:宮川徳三郎
シルクプリント&金箔仕上げ:望月佐知子
スペシャルサンクス:伊藤智昭、杉本篤思、桐 精、尾上正樹、(故)今泉浄治
出品資料英訳:東本明実

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